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先回、
こちらの記事でお伝えしましたビッグファッション誌からオファーの件、覚えていらっしゃるでしょうか。実はビッグファッション誌といいますのは、、、
メンズファッション誌 「SENSE」様のことであります!
あのSENSE様からACANTHUSに是非レザーウェアを企画して下さいと頼まれれば、誰だって燃えます!すぐに、何のウェアを作るか、私とACANTHUSデザインチームの意見交換を重ねました。
ライダース、シャツ、M-65、バルスターJKTなどACANTHUSが得意とするスタイルがたくさんあります。悩みになやみ、、、ようやく意見が一致。
雑誌「SENSE」アイテムは、「NEWスタジアムジャンパー」に決定しました!
そして、デザイン画が完成したので、皆様にお伝えさせていただきます。
我ながら自画自賛で申し訳ありませんが、私が今まで見たスタジアムジャンパーの中では、類を抜いてメチャイケています。我々は、職人集団なのでデザインさえ決まればサンプルを生産することは、朝飯前でございます。
1stサンプルが出来上がりましたら、すぐに皆様にお見せいたしますので今しばらくお待ち下さい。
想像しただけで思わずにやけてしまうぐらいカッコよくなると思いますよ。
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今回は、弊社ファクトリー内部のちょっとした秘密兵器をご紹介いたします。
といってもべつに特別なモノはないのですが。。写真に写っていますのはエアブラシとコンプレッサーです。
作業しているのは、エイジング加工の一種で当りがあたるところに光沢を表現する作業をしております。
私たちは、1着1着丹念に自分が大切に一生着るつもりで加工しており、そこには妥協はまったくなく完全燃焼し納得いくまでとことんやりぬいております。
だからACANTHUSの服はどことなく手のぬくもりが感じられるのだと思います。
ファクトリーブランドならではのACANTHUS職人の現場を、今後もご紹介していきますね。
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みなさーん・・・えらいことがおきました。
なんと、なんと某ビッグファッション誌からビッグオファーがございました。
なんとACANTUSとその雑誌社とのコラボで
いままでには見たことが無い最高級のレザーアイテムを作りたいとのことでした。
これには、職人魂が燃えました。
ご担当者が、弊社に期待している内容はただならぬ熱意が感じられ、
熱意には熱意で応える岡田といたしましては、完全燃焼で燃え尽きるまで
がんばるしか有りません。
まずは、大至急どんなアイテムを作りどのようなデザインに落とし込むか、2、3日徹夜で考えます。
何を創るか決定いたしましたら、随時ご報告申し上げます。
まじ、みなさん、・・・自分でいうのもなんですが期待してください。
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いよいよ、2013 S/S ACANTHUS COLLECTIONがスタートしました。
日程はガーメント関係は9/25~27,10/2~4で、小物、アクセ、バッグ関係は11/6・7・8(予定)のスケジュールで展開しております。自画自賛で大変恐縮ですが、かなりいけていると思います。
そんな矢先、いきなり初日に業界ビッグ2がおみえになりました。思わず、あり得ないとは思いましたが「私合わせてスリーショットを撮らせてください。」との申し出にお二人とも快諾してくださりこのような写真を撮ることができました。まずこのお二人がそろって写真に納まることはあり得ないと思われます。ありがとうございました。

(向かって左がマーキュリーの仁平様、中央がわたくし岡田、右がゴシップの中野様)
マーキュリーの仁平様の人気ブログ、是非チェックしてみてくださいね!
MERCURY BOSSの部屋 BLOG
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今日は、イタリアで学んできた製革行程を簡単にご紹介いたしましょう。
革鞣しのお勉強みたいなものですね。
堅苦しいので、今回は興味の有る人だけ読んでいただければと思います。
製革各工程の中に楽な行程は一つもありませんが、私が一番苦手としていたのは、最初の行程で原皮倉庫から原皮を運び出し、原皮に付着している汚物を取り除く水洗い作業です。
この際の異臭は魚港の一番臭い時期の100倍生臭く、1分1秒もその場に居たくない状況の中、慣れるのに2週間はかかりました。
それでは、お勉強会の始まり始まり。
革の製造工程は、「準備工程」「鞣し工程」「染色 加脂行程」「加工 仕上行程」に分けられますが、その中で鞣しの工程は、鞣し剤でコラーゲン繊維、組織を固定・安定化し、 革としての基本的性質を付与する作業といえます。
その工程の違いによって革を分類する方法が鞣しによる分類ですが、代表的なものにクロム鞣し革、植物タンニン鞣し革、特殊なものとして油鞣し革などがあります。
今回は、消費されている全皮革の7〜8割は占めているクロム鞣し革について、各工程ごとに触りだけお聞かせいたしましょう。
[ 準備工程 ]
原料皮を水戻しして(水漬け、水戻し行程)、石灰脱毛(脱毛工程)、再石灰漬けした後2枚に分割する。
毛があった側を銀付き皮、肉面側を床皮という。
[ 鞣し工程 ]
食塩と硫酸・ギ酸等でピックルし(浸酸工程)、塩基性硫酸クロムでクロム鞣しを行なう(鞣し行程)。
クロム鞣しに用いる一般的なクロム塩は、塩基性硫酸クロム [Cr(OH)2SO4Cr]+2 の状態で溶液は青緑色を呈している。
これらの組成はpH、 濃度、温度、中性塩の有無、酸および塩などの添加物によっても変化する。
クロム化合物が皮タンパクを構成するコラーゲンの反応基(主にカルボキシル基)と架橋結合して皮の繊維構造を安定化する。
鞣し終わった革はクロム塩によって青色を呈しているため、「青」「ブルー」「ウエットブルー」という名称で呼ばれる。
クロム革の耐熱性はほぼ110°C付近である。
鞣しの段階でアルミニウム塩を使用すればアルミニウム鞣し革、ホルムアルデヒドを使用すればホルマリン鞣し革となる。
すなわち使用する鞣し剤の種類により、名称が異なってくる。
[ 染色 加脂行程 ]
次ぎに水絞り、厚み調整のためシェービングされ、重量測定後、水洗、 重炭酸ナトリウム等で中和、様々な再鞣剤で再鞣、染色・柔軟性を付与するための加脂を行なう。
また、中和前に再鞣しを行なう場合もある。
[ 加工 仕上行程 ]
染色後、再びセッターで革を伸ばしながら水分を飛ばし、さらにハンドセッターを使った手作業による伸ばしを行い、「バイブレーション」工程で革の柔軟性を与えます。
さらに革の種類によって必要に応じて塗装が施され、さらに「型押し」やアイロンによる艶出しなどが行われます。
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初めてレザーを作っているファクトリーに足を踏み入れた時の話ですが、
案内されたタンナーは、世界的にもかなり有名なファクトリー(実名は控えさせて頂きます)で、フェラーリのレザーシート皮革を主に生産しておりました。
これは後から知った事ですが、本来タンナーは工場を見せたがらず、その理由は工場内は企業秘密だらけだからです。
何処の国の何というメーカーのマシーン(主にドラム/太鼓)を使用し、ケミカルは何を使用しているかが、他に知られてしまうからなのです。
よって来客の際は、ケミカルの空き缶すらすぐに隠すまでの徹底ぶりなのです。
ですが、私がお邪魔した際には、隠すどころか自慢げに、
「家の太鼓とケミカルはドイツの何処何処の何々という物を使用していて、フェラーリの偉いさんがわざわざ視察しに来て、感激して帰って行った・・・」
などの自慢し始める次第で・・・。
そんな調子で、どうやらジャパンから来た革好きの青年オカダは、このタンナーの主に気に入られたみたいで、何とそこに1ヶ月近く滞在するはめになってしまいました。
部屋はその当時海外に行っていた息子さんの部屋を開放して頂き、食事は奥さんが作って頂ける本当に美味しい手料理を頂きました。
今思うに、まず作っているレザーを褒めた事、
「こんなに素晴らしい革がどのようにできるのか?」と質問した事、
「時間はあるのか?」という質問に「気ままな一人旅なので、時間はじっくりある」と言ってしまった事が、このような結果を招いてしまい、半分後悔、半分ラッキーな気分でした。
なので今でもお客様から「フェラーリのシートの皮革でライダースを作ってくれ」とご注文頂ければ、私にだけはレザーを分けてくれると思います。
次回は1ヶ月間の修行話をお聞かせ致しましょう。
この続きはまた今度。
それでは、「御機嫌よう」
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いよいよ岡田のブログ(BOSS BLOG)がスタートします。
始めるにあたり、自己紹介の真似事をしたいと思います。
というのも、私の事を皆さんがご理解頂いたり、感じて頂く事が、
しいては我々が生み出すACANTHUSの製品をご理解頂く事に繋がっていくと信じているからです。
元々私は、大学を卒業した後、広告代理店にアートディレクターとして勤務して27歳で独立をし、広告代理店を経営する立場になりました。
クライアントは、アパレル、デザイナー、ファッションビル、デパートなど、ファッションに関する流通がほとんどでした。
そんなおり、イメージの充電のためヨーロッパに出かけた時、運命の出会いがありました。
イタリアのトリノでの出来事です。
元来私は皮革製品が大好きで、服(主にライダース)、パンツ、バック、ベルトなどのお店を熱心に見ておりました。
そこで、商品の事、作り方あるいは素材の事をうるさく聞き、見かねた店主が、
そんなに皮革が好きならこのレザーを作っているところに案内してやるというのです。
そこでタンナーというファクトリーにはじめて足を踏み入れました。
私にとっては、聖地に足を踏み入れた感があり、その時の武者震いするような興奮と感動は、今でも脳裏にはっきりと焼き付いております。
いっぺんに書くと私も皆様も疲れると思いますので、この続きはまた今度。
それでは、「御機嫌よう」